ホンダのバイク

おしゃれで快適！スタイリッシュ&キュートな原付「ジョルノ」って？

バイクメーカーであるホンダが売り出す原付バイクの中で、ジョルノのデザインや機能性に人気があります。このスタイリッシュでかわいい原付であるジョルノの知っておきたい特徴の数々について、これよりご紹介します。

レトロな外観でヒットしたホンダの原付ジョルノ

原動機自転車は、日常の気軽に使える交通手段として広く普及しています。コンパクトで車体が軽く、さらに燃費が優れているのが大きな魅力です。原付は、時代と共にそのデザインや機能性が進化してきました。
その中でホンダが販売する原付であるジョルノは、レトロなデザインが人気を集めています。なによりこのバイクの大きな特徴のポイントがその外観であり、レトロな雰囲気を持つデザインが目を惹きます。さらにこの原付に名づけられた名前も、その語源はイタリア語の挨拶であり、おしゃれな雰囲気を持ちます。
初めてバイク市場に登場した初代ジョルノは、イタリア風なレトロデザインが受けて支持を得ました。またさらに新たなバリエーションとして、エンジン設計を刷新したジョルノクレアや、さらにはホンダのバイクであるスーパーカブのエンジンを採用したジョルカブも登場します。スーパーカブは、エンジンの燃費性能や耐久性が高い一方で、外観はビジネス的で避ける人もいます。そこで、ジョルノが持つおしゃれな外観とスーパーカブのエンジンの取り合わせが受けて、初代ジョルノは多くのユーザーを獲得しました。

デザインが受け継がれエンジンが刷新された二代目ジョルノの魅力

独特なデザインで高い人気を集めたジョルノは、その後生産が終了されるものの、十年以上の時を経て新たに登場を果たします。ジョルノは、ホンダが培ってきた新しい技術を取り入れて、二代目として復活します。
特に大きく変わったのが機関部であり、かつてのキャブレター式に代わり燃料直噴型のフューエルインジェクションタイプに変更しました。FIによるエンジン燃焼室への燃料供給方式のメリットは、低燃費性です。センサーが空気の状態を察知して、適切な濃度の燃料を燃焼室へと噴射します。安定した濃度の燃料を常に送り出すことができ、燃料消費は必要最小限で済みます。また、キャブレターからFIへの変更は、低中速時のトルクの増大にも貢献しています。
さらに加えて、冬季のエンジンの始動性も向上し、ユーザーにとって大きな利便性があります。冬の寒い時期はエンジンがかかりにくく、ユーザーにとって不便です。二代目ジョルノのFI化に伴い、寒い気温でも一発始動が可能です。もちろん、ジョルノの大きな特徴であるレトロなデザインは受け継がれ、またカラーのバリエーションが豊富に用意されました。

便利でかわいく変身した三代目ジョルノ

二代目の登場から数年後、ホンダは新たに三代目ジョルノをリリースします。さらに先進的な技術を三代目のジョルノでは導入しています。
デザインは、従来のジョルノのイメージを継承しつつ、丸くてかわいいスタイリングが取り入れられています。ファッション性が高く、かつ日常で役に立つ移動手段として人気が集まっています。さらに原付としては豪華な装備を持ち、電力を取り出せるアクセサリーソケットを装備しています。
また機関部分に関して、新たに開発したeSPエンジンを導入しているのが、三代目ジョルノの大きな特徴です。最新の省燃費技術を取り入れたeSPエンジンは、これまで以上に少ない燃料での長距離の走行を可能にしています。またさらに、アイドリングストップ機能も実装し、さらなる低燃費化に力を入れています。なおかつ、運動性能については、原付として十分な能力を持ち合わせています。バイクにとって欠かせない装備であるブレーキに関しても、前後連動型のコンビブレーキを採用したことにより、バランスの良い制動力を発揮して安全に停止できるのが大変便利です。

ホンダと言ったらバイクでしょ！ホンダの人気のバイク３選

バイク業界の中で、ホンダは業界をリードする大きな存在です。そのホンダを代表するバイクの中でも、特に高い人気を誇る売れ筋のラインナップがあります。ホンダの人気バイクの性能や魅力的な点について、詳しく見ていきます。

日本の高度成長時代を支えたベストセラーのカブ

ホンダは、バイク作りにおいて常に業界をリードする存在です。品質の高さは折り紙つきであり、特にエンジンの耐久性については非常に優れています。
バイクの歴史を担ってきホンダの中で、特にこのメーカーを体現する代表的なバイクであるのが、カブです。カブはビジネスバイクの部類に入り、日常生活だけでなく業務の現場でも多く使われているのが特徴です。このホンダのバイクであるカブで特筆すべき性能が、燃費性能です。他のバイクに比較して飛びぬけた省燃費性を持ち、非常に経済的であるのが特徴です。また構造が非常にシンプルなため、耐久性が高く修理が簡単な点もユーザーから高い支持を得ています。ロータリー式の特殊なミッション構造を持ち、操作には多少の慣れは必要です。
カブは日本の高度成長時代を支えてきた原動力の一つです。それだけに留まらず世界中で今も、各国でカブはビジネスバイクとして愛されています。特にアジアの発展途上国において、カブは欠かせない移動や運搬の手段として活躍しています。時代が大きく変わったとしても、カブはいつまでも人々に愛されるバイクであり続けています。

Vツインエンジンで根強い人気のホンダVTR

かつて日本でバイクが多くの若者に愛されていた時代に、非常に人気を集めたバイクがありました。ホンダのVT250Fは、今でもバイク史の伝説に残るバイクです。バイク業界で激しい開発競争が繰り広げていた頃、多大な開発費用をかけて生み出されました。
そのVT250Fの歴史を引き継ぎ、現代に人気があるホンダのバイクであるのが、VTRです。VTRは、ネイキッドタイプのバイクであり、ハーフカウルのバージョンもあります。特徴であるのが、V型のツインエンジンを持つ点であり、高回転型の性質を持ちます。VT250Fの時代に開発費をかけて設計されたエンジンは、その後長い時代に渡り改良が続けられ、バージョンアップと共にさらに品質を高めていきます。
特にVTRが人気があるのが、エンジンの品質です。非常に耐久性あるVツインエンジンは、オイル交換さえきちんと行っておけば、まず壊れる心配がないほど信頼性が高いです。かつての時代を築き上げたVツインエンジンのことを懐かしみ、いまでも多くのファンがVTRを愛用しています。また、耐久性の高さからバイク便など実用面でも活躍しています。

ホンダの売れ筋スクーターPCX

バイク業界で売れ筋の製品であるのが、スクーターです。スクーターは変速操作が必要なく、気軽に乗ることができる乗り物として高い人気があります。根強い需要があるスクーターの分野の中で、近年売れ筋として注目を集めるのがホンダのPCXです。
PCXは、125ccと150ccのラインナップを持つスクーターであり、原付二種あるいは軽二輪に分類されます。そのため、一般道を車の流れに乗って走ることができる特徴があります。またPCXが売れ行きを伸ばしている特徴は、燃費の良さです。カタログ値でリッター50キロ以上の低い燃費を誇り、かつ余裕のある走りが可能です。エンジンを省エネ型に改良すると共に、アイドリングストップ機能を搭載して低燃費性能を実現しています。また、街中で移動しやすい手頃な大きさが、PCXに人気が集まっている理由です。
日常生活のちょっとした移動に便利であり、ファンを増やしています。150ccタイプのPCXは、高速道路の走行も可能とあって注目を集めています。一方で125ccタイプは、維持費の安さで有利であり高い人気を誇ります。