ホンダのクルマ

モータースポーツの知見を活かした!かっこいいホンダのスポーツカー

ホンダは、スポーツカーに定評のある自動車メーカーです。
かつてはF1で圧倒的な好成績を納め、スポーツカータイプの市販車にデータをフィードバックしてきました。
ホンダが販売しているスポーツカータイプにはどんな車種と魅力があるのでしょうか。"

ホンダの意地と技術が形が生み出した CR-Z

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CR-Zは、3ドア3人乗りのハッチバッククーペ型のスポーツハイブリッドカーです。鋭く切れ上がったヘッドライト、おちょぼ口のようなフロントグリル、リアに近づくほどせり上がる流線型を帯びたボディライン、いずれもホンダの意地と技術が創りだした美しいスタイルをしています。
正面から見るとヘッドライトは鳥の翼のような印象を与えます。低い全高と重心、身近全長とホイールスペースと広いトレッドは、スポーツタイプカーに欠かせない、安定した走行性能と操作性能を確保、ホンダのスポーツカーに対するこだわりが感じられる設計です。
例えばステアリングに設置されているプラススポーツボタンを押すと瞬時に出力を最大化、高速道路での追い抜きで力強い加速を実現します。
さらにインテリアパネルには、エンジントルクをしっかりと感じられるスポーツモード、燃費と軽快な走行性能のバランスを取ったノーマルモード、ストレスなく走行しながら燃費重視に走るエコンモードを選択可能、気分で走り方を変えられます。
安全性能もバッチリです。前方車両とぶつかりそうになるとシティブレーキアクティブシステム、走行中の障害物や急な割り込みで起こりえるふらつき走行を防止するVSAシステム、坂道発進での後退を防止するヒルスタートアシスト、横に長く広がるホンダ独自のエアバッグは事故時の負担を抑え、ドライバーをサポートしてくれます。

軽自動車のくせに生意気な走りをする S660

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S660は、2ドア2人乗りスポーツカータイプの軽自動車です。
流れるような切れ目のヘッドライト、大きなグリル、軽量化を目指した小型のボディー、空力抵抗を考えたドア下のエアインテークをみれば、本気でスポーツカーを目指したとわかるはずです。
ホンダとしては、1996に年生産停止された軽自動車スポーツカー・ビートに次ぐ車種で、ホンダ社内のコンペで26歳の技術者が提案し優勝、意気投合した仲間たちが部品を寄せ集め実車化したところ、本田技研の伊東孝紳社長の目に止まり市販されることになったという、ホンダ魂が詰まった車種です。
排気量は660cc、直列3気筒DOHCエンジン搭載、最大トルクは104N・m、6速MT・CVTというスポーツカータイプとは言いがたい小排気量と少トルクながら、ドライバーの意志がそのまま伝わるハンドリング、スムーズにカーブを切る旋回性能を備えています。
また、軽自動車にながらもミッドシップレイアウトを採用し、しっかりと風を切ってビュンビュンと走行感を備えており、誰もが運転する楽しさを実感します。
850kgの大型バイク約2台分強の重量で、スポーツカーらしい車と一体感ある走りができる、これがS660の魅力です。

ホンダ スポーツカーの大本命 2代目NSX アキュラ

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2016年春にアメリカで販売されたホンダの新型NSX アキュラは、かつて一世を風靡し、世界のスポーツカーに影響を与えたNSXの後継車種です。
観るものを威圧するかのような重心の低い車高、鋭く細いヘッドライトには、左右それぞれ6つの光源を横に並べたジュエルアイLEDヘッドライトを採用、大きなフロントグリルには蜂の巣状の構造をしたハニカムメッシュグリルを搭載し、鋭いフロントフェイスを構成しています。
NSX アキュラは、空気の流れをも目にできるような流線型スタイル、超高強度鋼を採用したオールアルミモノコックボディーで強度剛性を向上させながら軽量化を実現、短いリアフェンダーからは徹底したムダを省くスポーツカーらしい美しさとたくましさを感じます。
初代に比較すると100馬力向上、搭載された3.5L V6直噴ターボエンジン初代と異なり縦置きに設置したことで安定性と小回り性能の向上に力を発揮しながら、時速0km~96kmを約3秒で到達します。
9速デュアルクラッチ搭載で様々な走行シーンにベストに対応、インテグリッドダイナミックシステムは静かでエコ走行可能なquiet、燃費を勘案しながらスポーツ走行を楽しめるSport、より走りを楽しめるSport+、サーキット走行時に威力を発揮するTrackという4つの走行モードを選択できます。
2代目 NSX アキュラは、ホンダのもつ歴史と技術を投入した高級スポーツカーです。

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